仕合わせの第一歩(バースデー)
WEDDING REPORT
おふたりが選んだのは、フォトウエディング。
フォトウエディングというと写真を撮るだけの結婚式で、思い描いているイメージや具体的な希望も特にないまま、ご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
おふたりも、最初はそんなふうに感じていたようです。
結婚式において大切なのは、おふたりが一日を通して、どんな日、どんな時間にしたいか、どんなお気持ちでその日を過ごされたいか、だと思っています。
いつも新郎新婦様とはそんなお話をしながら、結婚式のテーマを決めています。
今回のおふたりのようなフォトウエディングであっても、テーマを決める、ということをしていきました。
新婦様の大好きな、名探偵コナンにちなんで決めたテーマ。
フォトウエディング当日が、家族としてのはじまりの日であること、おふたりにとって大切な意味を持つテーマとなりました。
スタッフは赤い蝶ネクタイを着けて、撮影をサポート。
おふたりの本当に楽しそうな笑顔がとても印象的でした。
チャペルに設置したウェルカムスペースには、コナングッズをはじめ、おふたりの大切なものがたくさん飾られました。
おふたりのために集まったゲストの皆様には、手書きのメッセージが入ったフォトカードを配って、感謝の気持ちをお伝えしました。
<新郎新婦様より>
親族、友人の結婚式に参列した経験もほとんどなく、結婚式への憧れも少ない2人。
式をするのは恥ずかしいけど、親の勧めもあり、写真として形に残すくらいならできるかも…といった超消極的な気持ちで準備を始めました。
とはいえ、なかなかイメージが湧かず、いろいろ調べてみるも自分たちにしっくりこない…と一向に準備が進まない私たちに上山さんから一言。
「フォトウエディングのテーマを決めましょう。」
大好きなコナンくんを要素に入れても良いんですよ、の助言にやっとスイッチが入りました。
偶然にも撮影日は5月4日、子どもの頃から大好きなコナンくんの誕生日。
どうせならコナンの映画タイトル風なテーマがいいよね、と決めたテーマは「仕合わせの第一歩(バースデー)」。
良いことも悪いことも重ねて、撮影に来てくれるお互いの家族も含めて、今日をしあわせの誕生日、最初の一歩の日にしよう、そんな意味を込めました。
そこからは、ウェルカムスペースを作ってみたい、といった希望や、撮影前に少しだけ結婚式っぽい演出をしてみては、とのアイデアが出てきて迎えた当日。
大切な家族、そしてサプライズで赤い蝶ネクタイを身につけたスタッフさんに囲まれ、終始楽しく撮影することができました。
出来上がったアルバムを手にして、とても良い日だった、写真を撮ってよかったと心から思っています。
上山さんをはじめ、たくさんの方にご協力いただいたこと、とても感謝しています。
この度は本当にありがとうございました!
Venue : アートローズチャペル・クロスビーガーデン
Photo : 三原屋写真館様
Hair Makeup : Vis.Classica
Dress : マリーベル
Planner : 上山朋美