ゲストと過ごす時間を大切にした結婚式
WEDDING REPORT
新郎新婦様がおふたりとも遠方にお住まいだったため、メールのやり取りにてご準備がスタートいたしました。
様々な場所から大切な方々をお招きするため、お料理などのおもてなしはもちろん、一人ひとりに合わせてセレクトした引出物など、ゲスト全員のことを考えながら準備を進めていきました。
ブライズルームでのお支度シーン。
ドレス・ブーケ・ウェディングシューズ・アクセサリーなど、一つひとつを大切に選んできたアイテムだからこそ、身にまとった新婦様をより美しく輝かせてくれることを、改めて感じた瞬間でした。
ファーストミートの時、新婦様が新郎様に内緒でご準備された「Open When Letters(オープンウェンレターズ)」
新郎様は、その1通目となる手紙をチャペルで読みながら、新婦様を待ちます。
「Open When Letters」とは、そのときが訪れたときに読む手紙として、1通ずつ想いをこめて書く、未来のお相手へのギフトレターです。
結婚生活でこれから経験するであろう様々な出来事に対して、今の素直な気持ちを書き綴っておくことで、おふたりを支えてくれるものとなります。
ファーストミートの後は、前撮り風の撮影です。
事前にカメラマンと打合せをして共有したイメージをもとに、撮影が行われました。
綺麗な姿だけでなく、自然体のふたりが引き出せるように、カメラマンが和やかな空気づくりをしながら撮影していきます。
晴れ姿をご両親に一番に見ていただく、ファミリーミート。
ご両親様のとても嬉しそうな表情から、新郎新婦様への深い愛情が伝わる場面でした。
プロポーズの際の、108本のバラの花束を使ったアフターブーケをはじめ、おふたりのお気に入りや思い出が詰まったアイテムが並ぶウェルカムスペース。
受付がスタートすると、ゲストの方々が集まりはじめ、皆さまの手で結婚証明書が完成していきます。
一度混ぜたら二度と分けることができない砂を使ったサンドセレモニーは、特別な結婚証明書として人気です。
挙式の入場直前に行われた、ジャケットセレモニー。
新郎のご両親様によってお支度が整えられ、これから入場する新郎様に言葉をかけて、送り出していただきました。
新婦様のご入場では、お母様からのベールダウン後、お父様としっかりと腕を組んでバージンロードを歩んでいかれました。
キリスト教式のセレモニーでは、神様の前でふたりの永遠の愛を誓い、これからも夫婦として幸せに暮らせるよう祈りを捧げます。
ゲストの皆さまに見守られて、とてもあたたかな雰囲気の挙式になりました。
披露宴会場は、お色直し用のお気に入りのブーケに合わせた、緑いっぱいのナチュラルなコーディネート。
藤色と白のお花を使ったやわらかなテーブル装花が、会場に入る皆さまをお迎えします。
新婦様が手作りしたプロフィールブックを眺めながら、楽しそうに待つゲストの姿が印象的でした。
乾杯後は、歓談の時間をたっぷりと設けました。
高砂ソファでゲストとの記念写真を撮ったり、皆さまのテーブルをまわって感謝の気持ちを伝えたり、おふたりと接する時間が取れて、ゲストの笑顔をたくさん見ることができました。
シンプルなデザインに、たくさんのイチゴがのったウェディングケーキ。
おしゃれなケーキトッパーと、側面についた丸いクリームが、可愛さを引き立たせています。
ファーストバイトの後には、感謝を伝えたい友人に、サプライズでサンクスバイトを行いました。
新婦中座は、ご友人のお2人と一緒に。
サプライズで思いがけず名前を呼ばれたご友人は、とっても嬉しそうに駆け寄ってくださいました。
新郎中座では、おじい様おばあ様と手をつないでご中座。
一歩ずつ歩みを進めるその姿を、会場中が見つめ、自然と大きな拍手が湧きおこったワンシーンでした。
お色直しの衣装は、ふんわりと咲くお花のような、美しいラインのカラードレス。
ドレスに合わせた華やかなヘアメイクが、ウェディングドレスとは違う魅力を引き出しています。
再入場してからも、ゲストと過ごす時間を大切にしました。
サンドセレモニーを完成させ、写真タイムを取った後は、ウェディングケーキを新郎新婦の手で配ったり、リモートで見てくださった方と会話をしたりして、ゆっくりと皆さまとの時間をお過ごしいただきました。
ご両親へのプレゼントは、生まれた時の体重と同じウェイドベア。
それぞれ違う重さで生まれてきた新郎新婦様。
その重みを感じながら、しっかりと抱きかかえるご両家のお母様でした。
お見送りの時にも、ゲストの皆さまの笑顔が溢れていました。
約半年間をかけて、ゲストに楽しんでもらうために進めてきた準備と、当日のおもてなしを積極的にしてきた新郎新婦様。
おふたりからの感謝の気持ちが伝わり、たくさんの祝福に包まれた披露宴となりました。
<新郎新婦様より>
私たち夫婦は岐阜県に住んでおり、新婦側は石川県・富山県から、新郎側は鳥取県から、友人は様々な場所からお呼びしました。
基本的にメールでのやり取りで準備を進めさせていただきましたが、プランナーの上山様がとても丁寧なお仕事をしてくださり、終始安心して当日を迎えることができました。
結婚式にお呼ばれしたことがなく右も左もわからない状況でしたが、不安なことはその都度上山様が教えてくださってとても心強かったです。
私たちはもちろんですがなにより、ゲストに楽しんでもらいたい。
ゲスト全員と笑い合えるあたたかい結婚式を目指して、こだわりを詰めこみました。
細かな要望やこだわりが多かったと思いますが、何もかも受け入れてくださって最高の結婚式・披露宴となりました。
歓談の時間を多くとり、来てくださったゲスト全員と写真を撮ったり、お祝いのお言葉をたくさんいただくことができ、笑顔の溢れる披露宴だったなぁと振り返ります。
ゲストからお料理がとても美味しかった、ホテルのホスピタリティに感動した、今まで参列した式の中で一番楽しかった、結婚式をしたくなった…などなどたくさんお褒めの言葉をいただき嬉しかったです。
両家家族にはここまで育ててくれてありがとう。
友人はいつも仲良くしてくれて、遠くから来てくれてありがとう。
お付き合いをはじめてから、いつも近くで支えてくれた夫にも感謝の気持ちを伝えることができて、いつまでも色褪せない大切な想い出になりました。
たくさんのありがとうを伝えることができ、結婚式を執り行うことができて本当によかったと思います。
私たちの結婚式・披露宴のために関わってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
この度はありがとうございました。
Ceremony : アートローズチャペル
Party : マーシー2010
Photo : Giveseed
MC : 本庄かおり
Flower : 中部花壇
Cake : パティスリーアルメ
Planner : 上山朋美